Windows11を残したまま Zorin OS をデュアルブートでインストールし、
無事に起動できたあと、まず感じたのは
「入ったけれど、まだ整ってはいない」という感覚だった。
OSとしてはすでに使える状態だけれど、
実際に触っていくには、最低限の初期設定や調整をしておいたほうが安心できる。
この記事では、
Zorin OS を実機に入れたあと、
最初にやっておいてよかったと感じた初期設定や調整を、実体験ベースで整理してみる。
まずはシステムアップデートを実施
起動後に最初に行ったのは、システム全体のアップデート。
インストール直後の状態では、
- パッケージ
- セキュリティ修正
- 不具合修正
がすべて最新とは限らない。
GUIのアップデート通知からでも実施できるが、
自分はターミナルから更新状況を確認することが多い。
まずは下記のコマンドでアップデートを実施した。
# sudo apt update
# sudo apt upgrade
ここで一度全体を最新状態にしておくだけで、
その後のトラブルを避けやすくなる。
日本語環境まわりの確認
次に確認したのは、日本語環境。
Zorin OS は最初から日本語表示ができていたものの、
- 入力方法
- フォントの表示
- 一部アプリの文字化け
などは、実際に使ってみないと分からない。
日本語入力や表示に違和感がないかを一通り確認し、
「日常的に使える状態か」をここで見ておいた。
実機で使う場合、
このあたりの違和感は積み重なると地味にストレスになる。
ハードウェア認識の確認
実機に Linux を入れたときに必ず確認しているのが、
ハードウェアが正しく認識されているかどうか。
- Wi-Fi
- Bluetooth
- 画面解像度
- サウンド
普段当たり前に使っている機能ほど、
動かないと気づいたときの影響が大きい。
Zorin OS はこのあたりの認識が比較的スムーズで、
特に追加作業をしなくても使える状態だったのは好印象だった。
電源・スリープ設定の調整
ノートPCで使う場合やデスクトップPCの場合でも、
電源やスリープ設定も最初に見直しておきたいポイント。
- 画面オフまでの時間
- スリープのタイミング
- フタを閉じたときの動作(ノートPCの場合)
ここを初期設定のままにしていると、
「思っていた動きと違う」と感じる場面が出やすい。
実機で使うOSだからこそ、
自分の使い方に近い挙動に調整しておくと安心できる。
ターミナルと基本ツールの確認
検証や作業でも使う予定だったので、
ターミナルと基本的なコマンド類も早めに確認した。
- ターミナルがすぐ開けるか
- 必要なツールが入っているか
- 操作感に違和感がないか
仮想環境と違い、
実機では「気軽にコマンドを叩く頻度」が意外と増える。
そのため、
ここで使いにくさを感じないかを一度見ておいた。
デュアルブート環境としての動作確認
Zorin OS 側の設定だけでなく、
デュアルブート構成としての確認も行った。
- 再起動後にブートメニューが正しく表示されるか
- Windowsが問題なく起動するか
- OS切り替えに違和感がないか
Linuxが起動しても、
Windows側に問題が出ていないことを確認できて、ようやく安心できた。
仮想環境との違いを改めて感じた点
これらの初期設定を進めながら、
仮想環境との違いを改めて感じる場面が多かった。
- 操作が直接ハードウェアに伝わる
- レスポンスが軽い
- 「OSを使っている」感覚が強い
検証用途では仮想環境が便利だが、
実機で使う Linux はまた別の良さがあると感じた。
初期設定を済ませて感じたこと
初期設定と調整を一通り終えたことで、
Zorin OS は「試した環境」から「使い続けられる環境」に変わった。
いきなり完璧に整える必要はないけれど、
- 最低限の確認
- 自分の使い方への調整
をしておくだけで、実機Linuxへのハードルはかなり下がる。
まとめ
Zorin OS を実機に入れたあと、
最初にやってよかったと感じたのは、
- システムアップデート
- 日本語環境の確認
- ハードウェア認識チェック
- 電源設定の調整
- デュアルブート動作確認
といった、ごく基本的な部分だった。
ただ、こうした基本を最初に整えておくことで、
その後の不安やストレスは大きく減る。
これから Zorin OS を実機で使ってみたい人にとって、
まずは「安心して触れる状態」を作ることが、
いちばん大事なのかもしれない。


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