Linux サーバを運用していると、
突然「何かおかしい」と感じる場面が出てくる。
- サービスが応答しない
- 動作が重い
- 監視でアラートが出た
そんなとき、闇雲に操作すると状況を悪化させてしまうこともある。
この記事では、
Linux サーバでトラブルが起きたときに、実際に行っている基本的な切り分け手順を
個人の経験をベースにまとめておく。
まず落ち着いて確認したいこと
トラブル時に最初に意識しているのは、
「何が起きているかを正確に把握する」こと。
- 完全に止まっているのか
- 一部だけおかしいのか
- いつからおかしいのか
この整理をしないまま作業すると、
原因が分からなくなりがちだと感じている。
手順① サーバに接続できるか確認する
最初に確認するのは、
そもそもサーバに接続できるかどうか。
- SSH でログインできるか
- ネットワークが生きていそうか
接続できない場合は、
OS 以前の問題(ネットワークやホスト側)を疑う必要がある。
手順② サービスが動いているか確認する
接続できたら、
次はサービスの状態を確認する。
- 対象サービスは起動しているか
- 停止していないか
ここで systemctl status を使うことで、
「止まっている」「エラーが出ている」などの
手がかりが得られることが多い。
手順③ ログを確認して原因を探る
サービスに異常がある場合、
次に確認するのがログ。
- 起動時にエラーが出ていないか
- 設定変更の影響が出ていないか
journalctl で直近のログを見ることで、
原因の見当がつくケースは多い。
「何が原因で失敗したのか」は、
ほとんどの場合ログに残っていると感じている。
手順④ リソース状況を確認する
サービスは動いているのに重い場合は、
リソースを確認する。
- CPU 使用率
- メモリ使用量
- ディスク使用率
CPU やメモリが逼迫していないか、
ディスクがいっぱいになっていないかを見ることで、
原因の切り分けがしやすくなる。
手順⑤ ネットワークの疎通を確認する
アプリケーションが外部と通信する場合は、
ネットワークの確認も重要。
- IP アドレスが正しいか
- 外部への通信ができているか
ここで問題が見つかれば、
ファイアウォールやルーティングの影響も疑う。
手順⑥ 直前に行った変更を振り返る
トラブルが起きる前に、
何か作業をしていなかったかを思い出す。
- 設定変更
- パッケージ更新
- 再起動
多くの場合、
「直前の変更」が原因になっていることが多い。
切り分けで意識している考え方
切り分けで大切だと感じているのは、次の点。
- 一度に複数の操作をしない
- 状態を確認してから次に進む
- 元に戻せる作業を優先する
焦らず、
一つずつ確認していくことが
結果的に一番早い。
まとめ
Linux サーバのトラブル対応では、
特別なスキルよりも
基本的な確認を順番に行うことが重要だと感じている。
- 接続確認
- サービス状態
- ログ
- リソース
- ネットワーク
この流れを身につけておくだけで、
トラブル時の不安はかなり減る。
これから Linux を運用する人の参考になればうれしい。


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